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お金の勉強。【株】初心者必見!新規公開株IPOの魅力とは

こんにちは、castellaです。

 

TVはコロナのニュースばかりですね。

あんまり見すぎると気が狂いそうなのでリフレッシュが必要です。

私は着々とパターがうまくなっています😎⛳️

 

今回はIPOについて勉強しようと思います。

 

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目次

 

IPOの基本と仕組み

IPOと聞くと、確実に儲かるとか、抽選が厳しいといったイメージがあるかもしれませんが、まずはIPOの基本や仕組みをしっかり学んでおきたいところです。

IPOとは

IPOとは、Initial Public Offeringのことで、新規公開株、株式公開を指す。

 

未上場の会社が初めて証券取引所に株式を上場することをいう。

 

上場すると、株式を公開することとなり、投資家から株式資本を調達することができる。

 

ちなみに日本には271万社(2019年)の会社があるけれども、上場している会社は何社あるのだろうか?

 

答えは約4,000社。

 

これは全体のたった0.1%しかない。

また、この内4つの証券取引所(東京、札幌、名古屋、福岡)の中で東京証券取引所に上場している会社が99%を占める。

 

これを見ても新規で上場するということはなかなかハードルの高いことだと想像できる…

 

会社を上場するメリット/デメリット

上場メリット

  • 信用力と知名度の向上
  • 市場からの資金調達 (銀行等から利息付きで借りる間接金融でなく直接金融)
  • 人材採用しやすくなる
  • 従業員のモチベーション向上

 

上場デメリット

 

上場までの流れ

上場会社は全体の0.1%ということからわかるように、そう簡単に上場できるわけではない。

 

上場までのステップ

  1. 3-5年の事前準備期間 : 証券会社や監査法人と準備を行う。上場するには形式審査基準(定量的)、実質審査基準(定性的)をクリアしなければならない。
  2. 上場の承認 (証券取引所による) : 約2週間
  3. 仮条件 (売出価格の幅) の提示
  4. ブックビルディング (投資家への価格ヒアリング) : ここに参加した人が抽選権を獲得できる。約1週間。
  5. 公募価格決定
  6. 当選者が株式受取

 

IPOは人気のため、発行予定株式数より申込数が上回り、ほとんどが抽選となる。

当選はかなり狭き門といわれている。

 

もし簡単に当たったら相当な強運の持ち主か、よっぽど人気のない会社の可能性も…!

 

公募価格の決まり方

会社の上場が承認されたら、準備を手伝った証券会社が主幹事として上場までのサポートを継続する。

いくつかの証券会社が共同してサポートする場合もあるが、必ず主幹事は1社で、主幹事証券会社からの販売数が最も多くなる。

 

仮条件を提示する際は、2,000円〜2,300円のようにレンジで示す。

ブックビルディング期間中に投資家が申込みをできることになり、その際にはレンジ内で買いたい価格と数量を申告する。(例えば2,200円、100株とか)

申告された価格の中から多数決で公募価格が最終決定される。

 

⚠︎ブックビルディング時の注意点⚠︎

公募価格が決まったら、公募価格以下で申告した人はその株を買える権利を自動的に失う。

上の場合、2,200円で申し込んでいたら公募価格が2,200円以下の場合でなければ抽選の対象とならない。

このルールからも、大抵公募価格は仮条件の上限金額に最終決定することが多い。

ブックビルディングの際は仮条件の上限価格で申し込むのが良い☝︎

 

IPOを買う窓口と抽選法

証券会社には店舗型ネット型があり、抽選方法もそれぞれ異なる。

→ 販売されるIPOの90%以上が対面営業。IPOは人気なので、大口顧客に営業戦略的に販売されることが多い。

    残りの10%以下がネットで公募されるが、抽選時には資金の大きさによって有利不利が生じることがある

資金の大小に限らず平等抽選がほとんど。

     ポイント制度を設けてポイントを使うことで当選確率を上げられるような証券会社もある。

 

特に申込数の上限はないので、証券会社を多く開設して(開設は無料)、多く申し込むのがチャンスを掴む唯一の方法!

 

上場後の株価の動向

IPOが上場した後は、7-8割において初値が公募価格を上回る。(買った価格より株価が上がる!)

ちなみに2019年のIPOによる新規上場会社は90社。その内77社において初値が公募価格より高くついたという実績。

 

厳しい審査をクリアでき、これから成長を見込める会社で、株価がかなりの確実で上昇するということでIPOがとても人気な理由がわかる。

 

かなりの確率で上場後に値が上がるため、すぐに売り注文も入りやすい。

このように短期投資として狙う投資家もいるため、上場し値上がりした後すぐに値下がりする傾向もよく見られる。

(もちろん会社によってずっと右肩上がりの場合もある。)

 

証券会社から発行された直後の市場をプライマリーマーケット(発行市場)と呼ぶ。

普段売買されている株式市場はセカンダリーマーケット(流通市場)であり、投資家から投資家への売買となる。

 

IPOの抽選に外れたとしても、将来性がある会社なら発行された後に購入するのは自由なので、セカンダリーマーケットで勝負すればよい。

 

上場株モデルケース

例えば2019年3月に上場したサーバーワークス。2019年IPOの騰落率トップの会社。

 

事業内容: Amazon Web ServicesAWS)のインフラ基盤構築、リセール、保守・運用代行

上場市場: 東証マザーズ

公募価格: 4,780円

初値: 18,000円

初値上昇率: 13,220円 (+276.6%)

 

100株買うだけで132万儲かるという脅威。。。

現在の推移としても右肩上がり。

 

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ちなみに2019年9月に株式分割をされたので初値が9,000円として推移しています。

 

目論見書での会社分析

IPOとはいえ企業分析をしておくことは必須。

上場に当たる条件や会社の情報については、目論見書に書いてある。

 

証券会社(SBI証券)のIPOページはこんな感じ。

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目論見書は右上のちっちゃいPDFマーク。

 

目論見書の主な確認事項

  • 募集条件
  • 募集または売出しに関する特別記載事項
  • 企業情報、事業内容
  • 株主状況

 

ちなみに上場市場として主に東証1部、2部、マザーズJASDAQがあるが、傾向として規模の小さいマザーズJASDAQの方が値上がり幅の大きくなることが多い

 

財務分析の振り返りはこちらを参考に。 

castella-ya.hatenablog.com

 

まとめ

IPOは7-8割で初値が公募価格より高くつき、値上がり益をねらいやすい!

IPOに申し込むには目論見書の確認と企業分析が必須☝︎

IPOに当選するには、ネットでとにかくたくさん申し込むのが一番!!!裏技なし!

 

以上、IPOについてのお勉強でした。

 

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