お金の勉強。【投資信託】投信の4つの選定ポイント
こんにちは、castellaです。
コロナウィルスの影響は相当長引きそうですね。。。
この間にぜひ勉強して生きる知恵を身に付けたり、新しいことにチャレンジしたいですね。
今回は、投信の選定ポイントについて勉強したいと思います。
目次
投資信託を選定するための重要ポイント
投資信託の数は全部で6,000本以上あります。(株は約3,700)
その中から良いものを厳選するのはなかなか大変そうですね。
そこで指標となるポイントについてまとめたいと思います。
投信の基本はこちらをご参考に。
4つの投信選定ポイント
- 純資産総額の推移
- 償還期日
- コスト
- リスクとリターン(分配金)
1つずつ見ていきたいと思います。
純資産総額の推移
純資産総額とは、その投信に集まった総資金のこと。
正確には、
純資産総額 = 基準価額 × 総口数 - 負債
Point①☝︎
純資産総額が50億円以上かつ右肩上がりであるものを選ぶと良い
資金が集まり増加しているということは、その投信が人気であるということ。
そして人気があるということは、過去の成績がよく、期待が高いということ。
あまり資金が少なすぎると流動性リスクが高く、資金が減っていると繰上償還(=解散)されるリスクがある。
基準価額に注目しがちですが、純資産総額と合わせて確認することが大事。
基準価額
- 投信の値段。1万口あたりの価格で表示される。
- 全て1万円/1万口からスタートする
- 1日1回、15時以降に算出され、翌営業日に公表される。
※基準価額は、元本の合計を口数で割っただけであり、株価のように需給バランスで決まるものではない。
→ 基準価額だけで割安か割高かは判断できない。
《例》現在SBI証券の投信ランキングで1位のSBI・バンガード・S&P500
↑基準価額は10,000円からスタート、純資産総額は右肩上がりで285億円。
純資産総額が十分にあり、増加しているものを選択したい。
償還期日
償還期日とは、運用期間の終了日(満期日)のこと。
投資信託には満期が決まっている商品もある。
満期が決まっている商品は、償還日の基準価額が自動的に償還価格となり、自分でコントロールはできない。
Point②☝︎
償還期日は無期限 or 長期のものを選ぶと良い
無期限であれば強制償還されることなく自分のタイミングで売却を決めることができる。
コスト
手数料の確認は必須。たとえ1%でも毎年かかるものなので運用成績に響く。
投信の種類としてインデックス型(指標をベンチマークとし連動させる)とアクティブ型(ベンチマークを上回ることを目指す)があり、期待できるのはインデックス型。
(成績としてアクティブの8-9割がインデックスに負けているから。)
Point③
0.5%以下の手数料を目安とすると良い
購入時手数料(販売手数料)
ノーロード(0%) : インデックス
保有時手数料(信託報酬+監査報酬)
<0.5% : インデックス
これらは目論見書を見ると確認できます。
リスクとリターン(分配金)
投信で得られるリターンには大きく2つある。
リスク/リターン分析にはいろいろな指標があるが、ここでは分配金に注目。
投信には運用収益を分配する仕組みがあり、分配金には2種類ある。
- 普通分配金 : 収益から分配
- 特別分配金 : 元本を切り崩して分配(収益が出ていない場合)
→ 名前に惑わされてはならないとんでもない分配金。50%ほどが実は元本から支払われている。
分配方式にも2種類。
- 分配金受取型 : 都度分配金を受け取る方式。(年1回、毎月など)
- 分配金再投資型 : 分配金を都度受け取らず再投資にまわす方式。
中でも毎月分配型が日本で人気な方式の1つ。
毎月お小遣いがもらえる感覚だが、この分配金を再投資に回さないとかなりもったいないことに…
《例》ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)
↑赤線が分配金再投資、青線が分配金毎月受取
分配金を再投資にまわすことで複利効果が得られる。
Point④
分配金は受け取らず再投資すべし!
分配金を受け取らなければ、複利効果が期待できるし、そもそもお小遣いのために元本を切り崩すこともなく済む。
まとめ
・ 投資信託は全部で6,000本以上ある
・ 純資産総額が50億円以上かつ右肩上がりであるものを選ぶと良い
・ 償還期日が無期限 or 長期のものを選ぶと良い
・ 手数料は0.5%以下を目指すと良い
・ 分配金は再投資にまわす方が断然良い
以上、投信選定ポイントについてのお勉強でした。
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