お金の勉強。【投資信託】目論見書の読み方と抑えておきたいポイント
こんにちは、castellaです。
日本のコロナ対策は後出し後出しでどんどん規制を厳しくしてますね。
小池さんがリスク管理は最初に厳しくして徐々に緩和していくものと言ってたけどその通りだと思う。
安倍さんはトンチンカンすぎてなんだかこの国の将来が心配。
今回は投資信託の目論見書の読み方を勉強したいと思います。
投資においてはリスクを考慮して慎重にいきたいところですね。
目次
投資信託の目論見書と運用レポート
投資信託を選ぶ際に必ず確認しておきたいのが目論見書と運用レポート。
目論見書
目論見書とは、投資信託の説明書のこと。
投資信託の内容を知るためには確認必須。
最近は電子交付がほとんどとなっている。
2種類の目論見書があり記載内容はほぼ同様。
- 交付目論見書 : 購入時
- 請求目論見書 : 請求時
交付目論見書を見ればその投資信託がどのような内容かを確認できる。
目論見書の項目
目論見書は書き方の形式が決まっておりどの投資信託も同じ項目が記載されるようになっている。
- ファンドの目的・特色
- 投資リスク
- 運用実績
- 手続き・手数料等
目論見書の抑えておきたいポイント
ニッセイ日経225インデックスファンドを例に記載の流れをと抑えておきたいポイントを確認見してみる。
だいたい10ページほどで構成される。
- 表紙
投資信託のおおまかな特徴、運用会社、受託会社(信託銀行)がわかる。
- p.1-3 : ファンドの目的・特色
日経平均に連動する投資効果を目指す運用方針とわかる。
- p.3 : ファンドの仕組み、投資制限、分配方針
このファンドは「ファミリーファンド方式」
ベビーファンドを介しマザーファンドが実質的な運用を行う方式で、模式図付きで説明がある。
- p.4-5 : 投資リスク
- p.6 : 運用実績
Point☝︎
✔︎ 純資産総額が十分にあり(50億円以上)、右肩上がりで推移しているかを確認。
✔︎ 分配金の推移、投資対象(組入銘柄)、収益率を確認。
分配金は再投資にまわすのが一番効率が良いので、分配金については受け取らない方が良いです。
p.7-9 : 手続・手数料等
Point☝︎
✔︎ 決算日、信託期間を確認。
信託期間は無期限 or 長期のものがよい。
Point☝︎
✔︎ 手数料を必ず確認。
購入時手数料は同じ商品でも販売会社により異なる。
信託報酬は日割り計算で毎日かかり天引きされるものでチェック重要。
インデックスならノーロード、保有コスト<0.5%を目指したいところでした。
いかがでしょうか。図式も多く、読みやすさを意識して構成されていることがわかったかと思います。
投資信託の選び方の復習はこちら。
運用報告書
運用報告書も重要な資料。
決算期ごとに年1,2回作成され、運用経過や今後の方針が書かれている。
運用報告書も2種類あり、交付運用報告書で十分に必要な情報が確認できる。
- 交付運用報告書
- 運用報告書(全体版) ※より詳細
運用報告書の抑えておきたいポイント
- 運用経過、変動要因
- 1万口当たりの費用明細 : コストの詳細を確認できる
- 過去5年の運用実績
- 市況、マーケット情報 : ニュースのように市場環境を読み取れる
- ポートフォリオ、ベンチマーク
- 分配金 : 元本を切り崩し特別分配していないかわかる
- 今後の運用方針
- 資産内訳
- 騰落率
- 概要
月次レポート
毎月出されるレポートはタイムリーな情報を得られるため定期的にチェックしたい。保有している投資信託があれば3-6ヶ月に1回チェックするのがよい。
最近はコスト競争が激化していて、同じ投資対象でもより安い手数料の商品も増えている。
定期的な見直しが大事。
月次レポートの抑えておきたいポイント
- 運用実績
- 銘柄
- 投資環境 : 市況動向を把握できニュースのように読める
- 今後の運用方針 : 運用担当者の考えを知ることができる
- ファンドの概要
- 手数料
月次レポートは5ページほど。手軽だし勉強にもなりそうですね。
まとめ
・ 投資信託を選ぶ際には目論見書、運用報告書、月次レポートを要確認。
・ 目論見書は投資信託の説明書。特に目的と特色、運用実績、手数料は確認必須。
・ 保有中も月次レポートを定期的にチェックし見直すのがよい。
以上、投資信託の目論見書の読み方についてのお勉強でした。
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